みなさん、こんにちは。スタートアップ・ラボの郡司(ぐんじ)です。令和5年5月31日(水)からスタートした、千葉大学教育学部附属中学校の「起業ゼミ」。第6回目の授業では、日本政策金融公庫 南関東創業支援センターの山田晃さんがゲスト講師として登場し、中学生にお話いただきました。
当日ご用意いただいた特別講義のタイトルは、「ビジネスの仕組みを理解し、「起業」を考えてみよう」です。
- 日本政策金融公庫の概要
- ビジネスについて学んでみよう !
- ビジネスアイデア(事業計画書)を考えてみよう !
起業ゼミに参加する中学生12名は、これまで起業シミュレーション教材「ひな社長の挑戦」を使って、街の課題を解決できる新規事業を見つけること、事業を実施するために必要なリソースを持つ人へ交渉すること、融資を獲得するために収支の見通しを考えること、事業を効率的に実施するために組織を見直すこと、を学んできました。
これまでは起業して事業を成り立たせるために奔走している「ひな社長」から「依頼される立場」として起業することに関わっていた生徒たちですが、山田さんからお話を聞いている時には、これまでとは違った目つきに変わっていました。
例えば、山田さんの言葉を漏らすまいとメモを取ったり、タブレットでわからない言葉を調べながら話を聞いたり、頷きながら話を聞いたり…。「これからは自分たちが起業を考える番だ」と気が引き締まったような姿がたくさん見受けられました。
特別講義の内容を踏まえ、代表の生徒が山田さんにお礼を述べて、70分間の授業が終了しました。
玉城先生からは、自分が取り組みたいことをまとめるための「事業計画書」が配布され、記入できる人は夏休み中にまとめてくることになっています。夏休み明けに生徒たちに会えることがとても楽しみです !
次の授業は8月30日(水)の実施を予定しています。
続報をお楽しみに !
関連リンク
【5/31】千葉大学教育学部附属中学校「起業ゼミ」がスタートしました
NPO法人企業教育研究会 「ひな社長の挑戦 ―起業シミュレーション教材―」
国立大学法人千葉大学 「千葉大学の大学院生らがアントレプレナーシップ教育教材を開発し、無償提供を開始しました」
アントレプレナーシップ教育の機会を高校生等へと拡大させる事業「EDGE-PRIME Initiative」に採択されました。(内部リンク)