左から、中込特任准教授、近藤教授、岩渕琢磨社長、岩渕裕樹専務
2023年5月31日、岩渕薬品株式会社(本社:千葉県四街道市)と千葉大学による「健康まちづくり共同研究部門」の設立に関する記者発表を、千葉大学西千葉キャンパス IMO棟にて開催しました。
千葉大学予防医学センター 近藤克則 教授、中込敦士 特任准教授、岩渕薬品株式会社 岩渕 琢磨 代表取締役社長、岩渕裕樹 代表取締役専務が出席し、今回の共同研究部門設立の経緯、「健康まちづくり」に関する説明、および今後の展望について話をしました。
今回の共同研究部門設立のきっかけは、IMOのイノベーションパートナー制度です。同制度は、パートナー会員企業と千葉大学が多様な形態で協働しながら、双方の知の融合によって社会の課題解決に向けた新たな価値 (イノベーション) を創造するための会員制度です。パートナー会員向けの特別支援メニューの一環として、会員企業と大学の研究グループとのマッチング活動を行い、このたび岩渕薬品株式会社と千葉大学予防医学センターのマッチングが実現しました。
こうして誕生した「健康まちづくり共同研究部門」では、子ども、若者、働く世代、高齢者まで、生涯を通じて社会参加して役割・居場所・生きがいを持てるような、暮らしているだけで自然にwell-being(幸福・健康)が高くなるまちづくりを目指し、多くの分野の企業群や自治体とも共同し、ICTも活用した活動を行う予定です。
今後の展開として、2023年7月14日(金)15:00-17:00 千葉大学けやき会館にて「共同研究部門設立記念Well-beingシンポジウム 健康まちづくり~産学連携によるSIBの可能性を探る~」と題したシンポジウムを部門お披露目も兼ねて開催予定です。
関連リンク
健康まちづくり共同研究部門 (Department of Community Building for Well-being)