千葉県立千葉商業高等学校の高校生2チームと司会を務めた小牧ARA
2023年12月26日(火)に、渋谷QWS(東京都・渋谷区)にてGTIE主催「EDGE-PRIME Initiative 高校生がやってみた!アントレプレナーシッププログラム成果報告会」が開催されました。GTIEが実施した様々なアントレプログラムを経験した20チームの高校生が登壇し、「〇〇の課題を発見して解決する」をテーマに2分ずつアイディアのプレゼンテーションを行いました。なお発表した20チームは、日本全国からの多数の応募のなか登壇を勝ち取ったチームです。
この成果報告会は、文科省が打ち出した高校生等を対象としたアントレプレナーシップ教育(起業家教育)の推進施策である「EDGE-PRIME Initiative」をうけて開催されたものです。「EDGE-PRIME Initiative」は首都圏ではGTIE(Greater Tokyo Innovation Ecosystem / 東京圏を中心とした大学等から構成されるスタートアップ・エコシステムのプラットフォーム)が採択され、GTIE主幹機関の1つである早稲田大学を中心に、筑波大学、千葉大学、神奈川県立保健福祉大学、芝浦工業大学が連携してプログラムを実施しました。
千葉大学からはスタートアップ・ラボARA / 人文公共学府博士後期課程の小牧瞳(こまき ひとみ)が参加し、司会を務めました。さらに、千葉県からは千葉商業高等学校の学生2チームが登壇者として選ばれ、素晴らしい発表を行いました。
1チーム目は「CCHジビエ」です。
ジビエについてのアイディアを発表する「CCHジビエ」のみなさん
2チーム目は「ヤジマ作戦」です。
女性の社会活躍についてのアイディアを発表した「ヤジマ作戦」
「CCHジビエ」「ヤジマ作戦」どちらのチームも堂々とした立ち振る舞いで、問題点から解決策まで素晴らしい発表を行いました。千葉県の2チームを含む20チームの発表が終わったのち、審査員による協議があり、受賞者の発表となりました。
最優秀賞に次ぐ優秀賞には「CCHジビエ」が選ばれました! 「CCHジビエ」には副賞として、国連UNDP 代表 ハジアリッチ秀子(ひでこ)様から、相談する機会をいただける「メンターチケット」も贈呈されました。
「CCHジビエ」は千葉大学IMOが提供する起業体験プログラム「TOKKA」に参加し、8月から共に活動を進めてきました。一筋縄にはいかないこともある中で地道に進めてきたことが、このような場で評価されたこと嬉しく思います。
全国から集まった意欲ある高校生たちのエネルギーをどう温めて教育活動に結びつけ、さらには社会のイノベーションにつなげていくか。こうしたことを引き続きIMOスタートアップ・ラボでは議論し、実践していきたいと思います。
(記事 スタートアップ・ラボARA / 人文公共学府博士後期課程の小牧瞳(こまき ひとみ))