千葉大学IMOイノベーションパートナー制度 2024年度総会を開催

令和6年6月11日(火)、千葉大学学術研究・イノベーション推進機構(IMO)は会員企業様と共にイノベーション創出を加速する会員制度事業「IMOイノベーションパートナー制度」(以下、「パートナー制度」という。)の第2回目となる総会を開催しました。

目次

概要

パートナー制度は、会員企業様(パートナー企業)の新事業創出に向けた取り組みや社内で抱える課題などを千葉大学の研究成果や知を活用して課題解決や新たな価値(イノベーション)を創造することを目的とし、令和4年9月に開始しました。

総会は、2024年5月時点のパートナー制度正会員である8社の内、出席された6社17名に加え、千葉大学客員産学官連携研究推進コーディネーター(以下、「客員CD」という。)を委嘱している7金融機関の客員CD10名を招き、IMOのイベントスペースで行いました。

まず、藤江理事(研究担当)/IMO機構長から挨拶があり、イノベーションパートナー会員企業様と大学の能力・知見等を柔軟に結集・活用し、多様な形態で連携、協働することで、社会課題の解決、社会のイノベーション創出に貢献していきたい旨の期待を述べました。続いて各会員によるパートナー制度に寄せる期待や想いを込めたご挨拶、千葉大学IMOの取り組み事例、スタートアップ事例、会員様との連携事例が紹介されました。

千葉大関連スタートアップ事例紹介では、今年度から千葉大学IMO客員起業家(EIR:Entrepreneur in Residence)として、本学の研究成果を活用した起業を予定している小川良磨特任助教から発表を行いました。自身が手掛けているスタートアップの設立準備の状況や千葉大スタートアップ・ラボから受けている起業支援の内容などが共有されました。その後の意見交換では、参加者の皆様と事業化における課題についてディスカッションする場面もあり、皆様から積極的なご意見をいただきました。

小川良磨 特任助教 客員起業家(EIR)の発表

続く会員企業様による連携事例の紹介では、勝又自動車株式会社の綿引桃花様より、高校生アントレプレナーシップ醸成事業におけるIMOとの連携成果や、IMOと協働して取り組んだ、地域メディアの今後の新たなあり方を検討する「千葉メディアラボ」の事例などをご紹介いただきました。

勝又自動車株式会社 綿引桃花 様のご発表

会員企業様からは「自社の中だけでは得られない気づきを千葉大学IMOとの連携の中で見いだせた」といったご意見もいただき、パートナー制度ならではのイノベーション創出に向けた貴重なきっかけの場となりました。

本会には横手学長も参加し、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に千葉大学が採択されたことにも触れながら、イノベーションパートナー制度をはじめ、産業界や地域と連携した活動に、一層の弾みをつけていければと期待を述べました。

出席者の皆様に挨拶を述べる横手学長

また、本学のこうした地域との協働によるイノベーション創出の取り組みにご関心を持っていただいた内閣府科学技術・イノベーション推進事務局様、千葉県商工労働部経営支援課様、本学の起業支援のサポートを頂いている中村亮一氏(千葉大学IMO Business & Technology Advisor)にもご参加いただき、産学官金でスタートアップ支援、地域イノベーションの在り方について情報交流を行うことができました。

正会員様のご出席代表者様との集合写真

IMOではパートナー制度による連携を通じて、引き続きイノベーション創出に資する取り組みを強化し、社会貢献に努めてまいります。

IMOイノベーションパートナー 正会員企業様 一覧

岩渕薬品株式会社

株式会社千葉銀行

株式会社TOAシブル

勝又自動車株式会社

丸金印刷株式会社

株式会社千葉興業銀行

株式会社バイオミメティクスシンパシーズ

株式会社Liberaware

千葉大学客員産学官連携研究推進コーディネーター委嘱金融機関

株式会社千葉銀行

株式会社京葉銀行

株式会社千葉興業銀行

株式会社みずほ銀行

株式会社三井住友銀行

株式会社日本政策金融公庫

株式会社商工組合中央金庫

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