アントレプレナーシップ教材を使用した出前授業を実施しました
2024年6月25日、千葉大学IMOスタートアップ・ラボが県立千葉商業高等学校に対し、アントレプレナーシップ教材を使用した出前授業を実施しました。授業を担当した小牧URAが当日の様子をお伝えします。
NPO法人企業教育研究会が開発したアントレプレナーシップ教育「ひな社長の挑戦」を生徒3年生約300名に対して実施しました。「総合的な探究の時間」と「LHR(ロングホームルーム)」の連続2コマを用いて、事業計画を提案する授業を行いました。
アントレプレナーシップ教育「ひな社長の挑戦」とは
空想の都市である「虹ヶ崎市」を舞台に事業計画を提案するNPO法人企業教育研究会が開発したアントレプレナーシップ教育教材です。
アントレプレナーシップ教育「ひな社長の挑戦」
「ひな社長の挑戦」の画面
授業内容
ホームルーム教室とパソコン教室をオンラインにて接続し、3年生約300名に対し、合同で授業を実施しました。
生徒たちは配布された資料をもとに、チームメンバーと協力しながら事業計画を作成しました。授業の最後には各クラスにて事業計画を発表。別チームへのフィードバックも行い、自身の発表を行うだけでなく、他人のアイデアへ感想を述べる場も含む授業となりました。
資料を読み込む生徒の様子
グループワークをしながらアイデアを深める様子
教室の様子
教室での発表の様子
パソコン教室での発表の様子
パソコン教室でフィードバックを行う様子
授業者・生徒の感想
授業者 小牧のコメント
授業を担当した小牧
「これまで1年、2年生と同じ授業を実施してきました。3年生はやはりデータを元に自身の考えを含めた上で戦略を提案しており、さすが実力の差があるなと感じました。」
参加した生徒のコメント
授業を受けた生徒の様子
「データを用いて、観光客に何を届けるか考えたがことがなかったので、難しくもあり新鮮でした。データを読み取る力もつきました。」
「教材内に動画があったり実際に発表したり、いつもはない授業のスタイルで楽しいだけでなく、新たな学びのある時間でした。」
今後も千葉大学IMOは県立千葉商業高等学校において、さまざまなアントレプレナーシップ教育プログラムを実施する予定です。