ゲストをお呼びした出前授業を実施しました
2024年6月26日、千葉大学IMOスタートアップ・ラボが千葉大学附属中学校において出前授業を実施しました。授業を担当した小牧URAが当日の様子をお伝えします。
アントレプレナーシップ教育「ひな社長の挑戦」(開発:NPO法人企業教育研究会)をすでに受講した11名の中学校3年生に対し、実社会で社会課題をテーマに起業された方をゲスト講師としてお呼びし授業を実施しました。
ゲスト講師として登壇したSTANDBY株式会社 代表取締役 谷山大三郎(たにやま・だいざぶろう)さん
ゲスト講師としてSTANDBY株式会社 代表取締役 谷山大三郎(たにやま・だいざぶろう)さんをお招きし、生徒たちへ体験談を交えた起業についてのお話をいただきました。
授業内容
前半では谷山さんの起業に至るストーリーを講義していただき、「ひな社長の挑戦」におけるポイントと紐付けながらお話をいただきました。後半は生徒全員から質問を募り、谷山さんからは全ての質問に真摯にお答えいただきました。
ゲスト講師 STANDBY株式会社 代表取締役 谷山大三郎さんのお話
ご自身の体験からいじめについて相談できるアプリが必要だと考え、サービス開発元であるアメリカの企業に日本へのサービス展開を考えていないかと聞きに行ったところ、自身が日本においてサービスを展開することとなった。その後、自身でオリジナルサービスも開始し、1000を超える学校へ導入。
授業内で生徒から出た質問
「事業が成功しないかもという不安はありませんでしたか?」
「次にやってみたいサービスはありますか?」
「これまでに一番印象に残った相談内容はなんですか?」
「信頼できる人とはどこで出会いましたか?」
など、事業内容や起業について質問などが寄せられました。
生徒の感想
「こういうサービス(悩みを相談できるサービス)があるということが知れて嬉しかった。私自身も人間関係には悩んでいるが、話を聞いて欲しいだけで大人が動いて解決して欲しいわけではないので、このようなサービスを利用していきたいと感じた。」
「起業されてる方のお話を近くで聞ける機会が嬉しかった。いつか自分も起業を考えた時に参考になるお話だった。」
まとめ
社会課題を解決することを目的としたソーシャル・ビジネスはこれからアントレプレナーシップ教育の一つの柱になると考えられます。谷山さんの対話の中で生徒にどのような気づきがあったのでしょうか。次回、7月10日(水)には生徒自身が事業計画を考える授業を実施します。お楽しみにお待ちください。
今後も千葉大学IMOは千葉大学附属中学校において、さまざまなアントレプレナーシップ教育プログラムを実施する予定です。