左から、DMZ Grobal Programs Specialist Yumiko Namiki、千葉大学スタートアップ・ラボEIR 矢澤智弘、千葉大学 学務部留学生課 副課長 袖山洋志、千葉大学スタートアップ・ラボ責任者 / 大学院国際学術研究院 教授 片桐大輔、DMZ Assistant Vice-President John MacRitchie、DMZ Senior Director Sherif El Tawil
カナダのトロント・メトロポリタン大学(TMU)の大学併設インキュベーターであるDMZとIBZを訪問しました。スタートアップ・ラボ責任者 片桐大輔、スタートアップ・ラボEIR 矢澤智弘、学務部留学生課 袖山洋志副課長ら3名が訪問し情報交流をおこないました。
トロント・メトロポリタン大学:カナダのトロントに位置する公立の総合大学。産業との密接な連携が特徴であり、Zone Learningと呼ばれる革新的な学習プログラムを提供している。Zone Learningでは、それぞれが特定の産業やテーマに特化した「Zone」と呼ばれるインキュベーターを有しており、それらが連携し、イノベーションやアントレプレナーのためのネットワークを形成している。
トロント・メトロポリタン大学 DMZ:TMUの最初の「Zone」。世界トップのインキュベーター((UBI Globalランキング)であり、世界10カ国以上のハブとなっている。
トロント・メトロポリタン大学 IBZ:ディープテック系スタートアップに特化した支援を行う「Zone」。アイデアの創出から商業化まで、早期の段階での支援を行なっている。
DMZでは、John MacRitchie氏(assistant vice-president)、Sherif El Tawil氏(Senior Director)、Yumiko Namiki氏(Grobal Programs Specialist)、Sara Berman氏(Director)と議論を交わし、カナダにおけるインキュベーションやアントレプレナーシップ教育への取り組みについて情報交換を行いました。また、千葉大学からの留学生がDMZの提供するプログラムを利用するといった連携の可能性の探究も行いました。
次に、テック系インキュベーターであるIBZを訪問しました。IBZでは、Tarek Sadek氏(Executive Director)と2名の大学院生(IBZの18か月プログラムに参加。起業に挑戦し、ルーブリック評価にて学位取得ができるプログラム)と議論を交わし、ディープテック系スタートアップに特化して支援を行うIBZの提供するプログラムについてご紹介いただきました。
スタートアップ・ラボではグローバルなスタートアップエコシステム形成を進め、千葉大学の特徴的なENGINEプログラム(全員留学プログラム)と連携も行い、アントレプレナーシップに関する海外留学の機会を今後も創出して参ります。
関連リンク
ジェトロ x DMZ 千葉から世界へ―スタートアップ・グローバル展開プログラム2024