2024年11月1日から11月3日の3日間にわたり、学生スタートアップ支援事業の沖縄コースが実施され、千葉大学の学生3名とIMOスタートアップ・ラボ教職員2名が参加しました。
「学生スタートアップ支援事業」は、アントレプレナーシップマインドを醸成するために、北は北海道、南は沖縄まで全国各地で行われている事業プログラムで、他大学の学生を含めたチームアップ、ワークショップやディスカッションを実践します。
沖縄コースプログラムのメインは11月2日と3日に開催される「社会起業家になろう! アントレプレナーシップワークショップ」に参加し、ソーシャルアントレプレナーシップを深めることです。
ワークショップは沖縄スタートアップ・エコシステムの構築を目指す「Lagoon Koza」と琉球大学発スタートアップの創出を手掛ける「RYULAB」の共催により、会場Lagoon Koza(沖縄市)で開催され、本学学生も事前の学習を経て参加しました。
ソーシャルビジネスって何?社会課題とは?というキーワードから始まり、沖縄の学生だけでなく北海道や九州から参加している学生と共にディスカッションを活発に行いました。次第に従来の自身の研究などの関心深いテーマだけでなく、新たな「解決したい」気づきも発見し、ソーシャルビジネスとして持続的なビジネスプランをグループワークで構築する体験を実践してきました。
各グループ、課題の絞り込みに苦戦しながらも、工夫を凝らして社会課題解決の理想に近づけるビジネスプランを検討し、活発なグループディスカッションを重ねていました。
本学学生が参加したチームも、空き家の観光資源利用、高齢化地域の地域包括ケア、発達障害に悩む親子のケア等の地域社会課題に対して、ソーシャルアントレプレナーシップの学びを深めたプランを発表しました。
沖縄コースプログラムの中では、二日間のワークショップの参加に加え、琉球大学の琉ラボや沖縄科学技術大学院大学(OIST)にもご訪問させていただきました。施設見学やアントレプレナーシップを通じたイノベーション・エコシステムの取り組みのお話を伺う中で情報交流させていただきました。
最後にワークショップを開催いただいたLagoon KOZA、RYULABの皆様、ワークショップに参加された学生の皆様、施設や取り組みをご紹介いただいたOISTと琉ラボの皆様、ありがとうございました。