総合ビジネス誌『財界』(発行元・株式会社財界研究所=本社・東京都港区赤坂3-2-12、村田博文社長)の『財界賞・経営者賞』の選考・発表がこのほど行われ、本学スタートアップの「千葉エコ・エネルギー株式会社」代表取締役の馬上 丈司(まがみ・たけし)氏が「経営者賞」を受賞しました。本学のスタートアップ企業が同賞を受賞するのは初めてです。
同社は「人がエネルギーと食に困らないコミュニティの実現」をビジョンに掲げ、食料とエネルギーの安全保障問題を同時に解決し得る「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」の普及と発展に努めています。農作物の販売と売電による二つの収入を得る新たなビジネスモデルを構築している点、また、全国各地でソーラーシェアリングの事業化支援も行うなど、エネルギー確保や農業振興が日本の課題となる中、自然エネルギーによる地域活性化に取り組む姿勢が評価されました。
『財界』の経営者賞は、「経営者にも文壇の芥川賞、直木賞のような賞があるべき」との同社創業者・三鬼陽之助氏の思いから始まり、財界賞は『財界』創刊の昭和28年度に、経営者賞は昭和30年度に創設された歴史ある賞です。令和6年に顕著な業績を残した経営者、人材教育等で特筆すべき取り組みをした経営者が対象となっています。なお、『財界賞・経営者賞』授賞式典は2025年1月8日(水)に行われます。
同社の取り組みついては、ちばだいプレス Vo.59の千葉大学OBOGインタビュー でも特集をしておりますので、ぜひご覧ください。