【報告】JETRO×DMZ スタートアップ支援プログラムが開催されました

2024年12月10日~12月13日の4日間、ジェトロ千葉主催、千葉市・千葉大学共催のスタートアップ支援プログラム「千葉から世界へ―スタートアップ・グローバル展開プログラム2024」のブートキャンプが、千葉大学IMOを会場に開催されました。

同プログラムは千葉市、ジェトロ千葉、千葉大学の三者が連携し、千葉県内のスタートアップ企業を対象に、海外展開をサポートするのが狙い。トロント・メトロポリタン大学(カナダ)を拠点とするインキュベータ「DMZ」から講師を招き、専門家によるワークショップやマンツーマンのアドバイスやサポートを通じて北米市場への理解を深め、ビジネスピッチやGo-To-Market戦略(「どのように商品をお客様に届けるか」を考える戦略)を磨きました。

初日のオリエンテーション。

初日はまず、講師のMartin氏より、起業をするにあたっての心構え、「スタートアップとは何か」という基本の考え方が示されました。続いて、スタートアップの原則や「独自の価値提案」をテーマにグループに分かれてワークショップを実施。プログラム終了後は、千葉大学の「アエレカフェ」にて、参加者同士が親睦を深めました。

交流会でのアイスブレイク。

2日目は、参加者全体に対して「顧客開発」と「市場へのチャネル」についてのレクチャー。続いて、講師からそれぞれの参加者がアドバイスを受ける“個別メンタリング”が行われました。

Martin氏のレクチャー。

3日目は、それまでのレクチャーやアドバイスをどのように反映するか、参加者たちが最終日の発表会(デモデー)に向けて準備を進めました。

真剣な表情で議論する参加企業の皆様。最終日の発表に向けて、資料作成にも熱が入ります。

最終日となる4日目は、これまで3日間のインプットを踏まえたデモデーとして、ピッチコンペティションが開催されました。
このコンペティションでの最優秀賞には、トロント現地プログラム(旅費の補助を含む)が贈呈されることから、 参加者は皆様緊張の面持ちながら、事業に対する自らの思いを熱く表現していました。

参加者7社が、ブートキャンプで学んだエッセンスを取り入れながら、それぞれのビジネスアイデアをプレゼンテーション。

1社ずつのピッチの後はそれぞれに対して、審査員から質問が投げかけられました。

4日間を見守られたDMZ講師の先生方やジェトロの皆様は、「皆さん、ずいぶんブラッシュアップされましたね」と、キャンプを通じた参加者の変化に驚かれていました。

最優秀者には、地球環境と調和した技術やサービスをテーマにした、株式会社TERRAの皆様が選ばれ、4日間にわたるブートキャンプが終了しました。

最優秀者に選ばれた、株式会社TERRAの皆様。「ユニコーンになる!」と意気込みます。
4日間のブートキャンプを終えた参加者の皆様。お疲れ様でした。
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