2022年11月10日（木）に千葉大学ＯＧで株式会社おてつたび代表取締役ＣＥＯの永岡里菜氏をゲストに招き、「千葉大ＯＧスタートアップ起業家と起業について気楽に語ろう！」と題したトークセッション及び座談会を実施しました。
大学卒業後にベンチャー企業と中小企業での勤務経験を経て、「お手伝いをして報酬を得ながら旅をする」サービスを提供する株式会社おてつたびを設立した永岡氏から、「おてつたびが当たり前になれば日本の未来は明るい」と信じながら進めてきた事業の立上げについてお話しいただきました。
学生時代に感じた自身の能力への不安、資金調達の仕組み、女性経営者としてのライフステージの歩み方、経営の根底にある考え方など、幅広いテーマでお話しいただき、千葉大起業サークルCSC（CHIBA STARTUP COMUNITY）に所属する学生に加え、学内外の大学院生やメディア関係者、本学職員など、計１２名の参加者が興味深く耳を傾けていました。
本イベントに参加したCSCメンバーの岡田雪寧さん（園芸学部１年）は「『おてつたびを経営する中で、新たにやりたい事業と実現させる事業のバランスをどう取っているのか。』という質問に対して『自分のゴールは＜知名度の低い地域を知ってもらって地域の存続につなげること＞であるから、このゴールは必ず担保する。思いついたやりたいことは、すぐにできなくてもピン留めしておく。』という永岡さんのご回答がとても印象的でした。できないからと忘れるのではなく”やりたいことをピン留めしておく”と、それが叶うチャンスが訪れたときに取りこぼさないのだろうと感じました。」と、本イベントを振り返りました。
本イベントは千葉大起業サークルCSCと千葉大学IMO（学術研究・イノベーション推進機構）が共同して実施する「千葉大学スタートアップカフェ」の第４回として行われました。
今後もCSCとIMOはこのような取組を継続的に行い、起業を目指す学生が”本物の起業家”に触れる機会を提供します。
