講評する中標津町町長 西村穣(にしむら ゆたか)様
2023年9月4日(月)から9月9日(土)にかけて、北海道中標津町で中標津アントレプレナーワークキャンプが行われました。
本記事は【参加報告 前編】中標津アントレワークキャンプ 学生スタートアップ支援事業の続編になります。
プログラム後半はフィールドワークを中心に実施されました。現地の大型スーパーにて、実際に地域の人へインタビュー調査が行われました。
中標津の老舗温泉旅館「湯宿だいいち」にて経営者視点を学ぶ参加者
大型スーパー「東武サウスヒルズ中標津店」でのインタビュー調査の様子
最終日には、このプログラムで作成されたビジネスアイデアの最終発表会が中標津町の地元高校生約200名を前に行われました。高校生らの他、フィールドワークに携わっていただいた地元企業、中標津町役場の方々が一堂に会しました。さらに、中標津町長より講評をいただきました。
発表をする千葉大学 工学部4年 山口巧(やまぐち たくみ)さん
発表の様子はメディアに取り上げられました。
中標津町で大学生が地域課題解決のビジネスアイデア発表(NHK 北海道 NEWS WEB)
今回の小樽商科大学主催 「地域課題解決アントレワークキャンプ in 北海道中標津」は北陸先端科学技術大学院大学(以下 JAIST)主催の産学官金連携マッチングイベント「Matching-Hub Hokuriku 2023」の連携事業となっています。
発表会にはJAIST賞が設けられており、受賞したビジネスアイデア(テーマ:「みんなが来たい街」 概要:豪雪地帯ならではの「雪だるま」を活用したアイディア 受賞者:熊本大学理学部理学科1年 入江悠真さん)には、産学官金連携マッチングイベント「Matching-Hub Hokuriku 2023」内で開催される学生ビジコン「M-BIP」のシード権が与えられました。
千葉大学、小樽商科大学、熊本大学、函館高専、室蘭工業大学の参加学生とJAIST寺野学長
また、今回のプログラムは、東京圏スタートアップ・エコシステムのプラットフォームであるGTIE(読み方:じーたい)から千葉大学、北海道地域のプラットフォームHSFC(読み方:えいちふぉーす)の参画機関である小樽商科大学、室蘭工業大学、函館高専、九州沖縄地域のプラットフォームPARKS(読み方:ぱーくす)の熊本大学の学生とアントレプレナーシップ・スタートアップ支援関係者、さらに北陸地域の北陸先端科学技術大学院大学のアントレプレナーシップ・スタートアップ支援の関係者が一堂に会し、スタートアップ支援・アントレプレナーシップ人材育成の地域プラットフォームを越えた連携プログラムともなっています。
千葉大学はスタートアップ・エコシステムの地域プラットフォーム越えた連携により、さらなるスタートアップ創出支援・アントレプレナーシップ人材育成を推進して参ります。