2024年9月2日(月)から9月5日(木)にかけて実施された「アントレワークキャンプ 地域課題解決ビジネス考案in 十勝・音更町」の後半の様子をお届けします。
本記事は【参加報告 前編】北海道中標津アントレワークキャンプ 学生スタートアップ支援事業の続編になります。
4日(水)は、フィールドワークとして、よつ葉乳業株式会社、株式会社いただきますカンパニーを訪問し、工場見学や農作物の収穫体験を実施。収穫したてのとうもろこしをいただきながら、観光農業という新しいビジネスを起こすことの楽しさと大変さについて理解を深めました。
続いて、午後からは、講演や企業見学から得た気づきの共有や、新たなビジネスアイデアについて、グループディスカッションが行われました。また、最終日の発表会に向けた具体的な発表資料の作成など一連の作業を行いました。
最終日の5日(木)は4日間のプログラムでの集大成となる、ビジネスアイデアの最終発表会です。参加者がチームごとに「除雪という地域課題を解決するためのロボットの活用」「地域活性化のためのSNS活用」など、それぞれのアイデアを紹介。会場には北陸先端科学技術大学院大学学長の他、フィールドワークに携わっていただいた地元企業、音更町役場の方々にもご参加いただきました。また、最後に音更町の小野 信次様より、講評をいただきました。
今回の小樽商科大学主催 「アントレワークキャンプ 地域課題解決ビジネス考案in 十勝・音更町」地域課題解決アントレワークキャンプ in 北海道中標津」は北陸先端科学技術大学院大学(以下 JAIST)主催の産学官金連携マッチングイベント「Matching-Hub Hokuriku 2024」の連携事業となっています。
発表会にはJAIST賞が設けられており、受賞したビジネスアイデア(テーマ:ソロソロリ 概要:音更町への一人旅をプロデュースするビジネスアイディア 受賞者:熊本大学 大串英梨子さん、千葉大学 新開壽来さん、函館工業高等専門学校 牧野哲也さん、旭川市立大学 坂東拓実さん)には、「Matching-Hub Hokuriku 2024」内で開催される学生ビジコン「M-BIP」のシード権が与えられました。
また、今回のプログラムは、東京圏スタートアップ・エコシステムのプラットフォームであるGTIE(読み方:じーたい)から千葉大学、北海道地域のプラットフォームHSFC(読み方:えいちふぉーす)の参画機関である小樽商科大学、室蘭工業大学、函館高専、九州沖縄地域のプラットフォームPARKS(読み方:ぱーくす)の熊本大学の学生とアントレプレナーシップ・スタートアップ支援関係者、さらに北陸地域の北陸先端科学技術大学院大学のアントレプレナーシップ・スタートアップ支援の関係者が一堂に会し、スタートアップ支援・アントレプレナーシップ人材育成の地域プラットフォームを越えた連携プログラムともなっています。
千葉大学はスタートアップ・エコシステムの地域プラットフォーム越えた連携により、さらなるスタートアップ創出を目指して参ります。
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