千葉大学学術研究・イノベーション推進機構(IMO)は、本学教員や大学院生のアントレプレナーシップ(起業家精神)を高めるとともに、技術シーズをもとにした事業化に必要なエッセンスを学んで頂くことを目的として,第20回なのはなコンペの参加者を募集します。今年は第20回の記念の開催に伴い、内容を大幅にリニューアルいたしました。
座学と演習を通じた事業開発ノウハウの習得、最終ピッチを通じた発信力の獲得、プログラムを通じた参加者同士の交流を目的とし、1次審査(書類審査)通過者を対象とした全4回のワークショップと最終審査(ピッチコンテスト)の機会を提供いたします。
ワークショップは、仮説検証を繰り返しながら効率的に事業を立ち上げていくリーンスタートアップの学習プログラムである「リーンローンチパッド」を千葉大学IMOが研究者向けにアレンジし、全4日のプログラムとして開催します。毎回宿題が課される大変なプログラムですが、終了時には市場とのギャップだけでなく顧客ニーズのつかみ方が身に付きます。
新着情報
2022.7.20 最終審査ピッチコンテストの開催日が9月13日(火)に決定しました。
2022.6.22 ワークショップ日程が変更になりました。
2022.5.26 募集期間を延長しました。(~6月2日(木)12:00)
2022.5.26 募集要項を改訂しました。
2022.4.28 募集ページをオープンしました
募集期間
2022年4月28日– 2022年5月26日 17:00 2022年6月2日 12:00
申請方法
申請書をダウンロードし、必要事項を記入の上、メールにてIMOホームページ・アントレプレナーシップ教育担当までお送りください。チームで参加する場合は、参加者全員の情報を記載してください。
ファイル形式はワードファイル、ファイル名は”代表者⽒名.docx”としてください。
(例 代表者⽒名:foo bar の場合 → ファイル名:FooBar.docx)
【申請書送付先】
IMOホームページ・アントレプレナーシップ教育担当
imo-entrepreneur@ (@マーク以下に、chiba-u.jp)と入力してください。
募集要項・申請書 ダウンロード
スケジュール
募集期間:4月28日(木)- 5月26日(木)17:00 6月2日(木)12:00
1次審査(書類審査):5月27日(金)- 6月1日(水)
ワークショップDay1:6月8日(水)13:30 – 17:30
ワークショップDay2:7月12日(火)14:00 – 18:00 6月29日(水)13:00 – 17:00
ワークショップDay3:7月28日(木)14:00 – 18:00 7月12日(火)13:00 – 17:00
ワークショップDay4 part1:8月4日(木)9:30 – 11:30 7月28日(木)13:00 – 17:00
ワークショップDay4 part2:8月19日(金)9:00 – 11:00
※Day4のみ2日間2時間ずつに分けて開催となりました。
ピッチコンテスト:9月13日(火)午後 8月~9月(予定)
参加資格
以下の①~⑤をすべて満たすこと
①千葉大学の教職員・大学院生であること(2023年度千葉大学に在籍する方がチームメンバーに含まれること)、または次年度に千葉大学の大学院に進学予定の千葉大学の学部4年生であること。
②製品・サービス化が可能な、ご自身(または研究室)の研究・技術シーズを持っていること(特許出願など知財があると望ましい)
③4回のワークショップ(6月8日(水)、6月29日(水)、7月12日(火)、7月28日(木)を予定)と最終ピッチコンテスト(2022年8月~9月)への参加ができること。(全てに参加できなくても毎回少なくともチームの誰かが参加するようにしてください。)
④申請は、1⼈(1チーム)1件とします。
⑤チームで参加する場合は、3 名/チーム以内とします。6名/チーム以内とします。
- ※昨年度「第1回なのはなコンペ(アドバンスコース)2021」にて最優秀賞又は優秀賞を受賞された方は申請できません。
- ※大学院生の参加者は、用いる研究・技術シーズや内容について、事前に指導教員の了解を得てください。
表彰および研究助成
最終審査(ピッチコンテスト)で、将来性のある優秀なビジネスプランを選考し、最優秀賞、優秀賞などを表彰いたします。 最優秀賞、優秀賞にはそれぞれ、千葉大学独自の学内GAPファンド(※)資金としてIMOより300万円、100万円を授与します。
さらに、「後援者賞」を設置し、後援者より奨励⾦の授与を予定しています。(複数後援者参加予定)。
(※)GAPファンドとは、事業化に向け研究機関に属する研究成果と事業化との間のギャップを埋めるため、仮説検証のためのデータ(実験結果、計算結果)を得てPoCを得る、あるいは、試作品製作、ビジネスモデルのブラッシュアップ等を進めるための資金です。
コンペの流れ
【1次審査(書類審査)】
書類選考にて合計 6 チーム程度を採択します。
【ワークショップ】
全4回で、以下の内容を中心に学びます(順番が変更されたりする可能性もございます)。
※状況によっては、オンライン開催となる場合がございます。
- Day 1:
- 商品アイデアからビジネスモデルの骨格を構築する方法の講義・演習
- 顧客に示す商品説明資料の作り方の講義・演習
- Day 2:
- 商品説明資料の発表とフィードバック
- ビジネスモデルの仮説検証方法(顧客開発モデル・リーンスタートアップ)の講義・演習
- プロトタイプ(必要最小限の商品、MVP)の技法の講義・演習
- 商品需要検証のための顧客インタビューの方法の講義・演習
- Day 3:
- 仮説検証演習の結果の中間発表とフィードバック
- ビジネスモデルの全体像を構築する方法の講義・演習(ビジネスモデル・キャンバス)
- ビジネスモデルの工夫のコツの講義・演習
- Day 4:
- ビジネスモデル仮説検証演習の結果の発表とフィードバック
- ビジネスモデルに基づくビジネスプランの作り方及び発表方法の講義・演習
事業化に必要な知識だけでなく、グループワークを通してプレゼン力や思考力を養うと共に、専門分野を超えた仲間との出会いも大きなメリットとなります。
※状況によっては、オンライン開催となる場合がございます。
【最終審査(ピッチコンテスト)】
外部審査員を招聘し、コンテスト形式で行います。最優秀賞、優秀賞、後援者からの特別賞を決定します。
※最優秀賞、優秀賞受賞チームには、ピッチコンテスト後に別途GAPファンド資金の2022年度、2023年度執行計画を提出いただきます。
本年度の最終審査ピッチイベントは非公開での開催となります。
問い合わせ
IMOホームページ・アントレプレナーシップ教育担当
imo-entrepreneur@ (@マーク以下に、chiba-u.jp)と入力してください。