2022年6月30日（木）にベンチャーキャピタリストの木村亮介氏をゲストに招き、「ベンチャーキャピタリストと起業について気楽に語ろう！」と題したトークセッションを実施しました。
コンサルタント業からベンチャーキャピタリストに転身し、経済産業省ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテストの審査員も務める木村氏から、「実績ではなくタレント（才能）に投資する」ことをモットーとしたファンドの活動についてお話しいただきました。
中でも、木村氏が代表パートナーを務めるライフタイムベンチャーズが、沖縄科学技術大学院大学（OIST）と連携して、総額50億円規模のファンドを2022年5月に設立したことは、参加した千葉大起業サークルCSC（CHIBA STARTUP COMUNITY）に所属する学生（他大学を含む10名）にはとても興味深く、ファンド設立までの経緯や投資の判断基準を問う質問が出るなど、起業を目指す学生たちにとって有意義な機会が提供されました。
本イベントに参加したCSCメンバーの長嶺志音さん（工学部1年）は 「ベンチャーキャピタリストの仕事や投資の流れ、今どの企業、業界に注目しているかをゲストの木村さんがお話ししてくださいました。私はベンチャーキャピタルに関して一切知識がなかったのですが、しっかり学べて自分の世界を広げることができましたし、得た知識を自分で調べてもっと発展させようという気持ちになりました。スタートアップカフェの参加は今回が初めてで、参加する前はゼミや講義のようなものを想像していたのですが、実際はゲストの方とおしゃべりをしている感覚に近く、リラックスしてお話を聞けたので、楽しい時間を過ごせました。」と、本イベントを振り返りました。
本イベントは千葉大起業サークルCSCと千葉大学IMO（学術研究・イノベーション推進機構）が共同して実施する「千葉大学スタートアップカフェ」の第２回として行われました。
今後もCSCとIMOはこのような取組を継続的に行い、起業を目指す学生が”本物の起業家”に触れる機会を提供します。
