千葉大スタートアップ・ラボの所属する「千葉大学IMO」では、スタートアップ支援/アントレプレナーシップ教育の推進を加速しています。「イノベーションって理系のこと?」「起業なんて大それたこと…自分にはできない…」「関心はあるけど、ちょっと恥ずかしい」、そんな気持ちをもった研究者・学生の皆様、いつでも、私たちに気軽にご相談ください。
皆様の心に、「1%の千葉大(母校愛)」があればきっと大丈夫。千葉大学から、あっ!と驚くスタートアップ企業や、やるな!と思えるアントレプレナーを生みだしましょう!
スタートアップなんでも相談
千葉大学の学生、研究者のスタートアップに関する相談は、いつでも受け付けています。お気軽にご相談ください。
アクセス
IMO棟1の2Fのオープンスペース、またはIMO棟2の1FのBiZCAFEでお会いしましょう。コーヒーを飲みながら気楽にどうですか?
スタートアップカフェ
「スタートアップカフェ」では、学生が本物のアントレプレナーと触れ合える機会を創出しています。
ビジネスの第一線の世界で活躍されているアントレプレナーのお話を、顔の向き合える距離でリラックスして聞き、話をすることができる貴重な機会です。千葉大学・学生団体のCSC(Chiba Startup Community)と共に「千葉大学のすべての学生にスタートアップに触れる機会を!」を合言葉に、かしこまらず、ゆるく開催しています。
今すぐ起業を考えていなくても「スタートアップについて知ってみたい」という学生も大歓迎です。
現在(2023年3月)まで5回開催しており、現役の大学ファンドキャピタリストや本学を卒業後起業した経営者などさまざまなゲストが登壇しました。
スタートアップカフェ 過去の開催実績
2022.05.31 千葉大起業サークルCSCと千葉大学IMOが「AIベンチャー創業者と起業について気楽に語ろう!」を開催
千葉大起業サークルCSC(CHIBA STARTUP COMMUNITY)と千葉大学IMO(学術研究・イノベーション推進機構)は、2022年5月25日(水)に「千葉大学スタートアップカフェ#1 AIベンチャー創業者と起業について気楽に語ろう!」を開催しました。
2022.07.14 ベンチャーキャピタリストの木村亮介氏が千葉大学生らと交流
2022年6月30日(木)にベンチャーキャピタリストの木村亮介氏をゲストに招き、「ベンチャーキャピタリストと起業について気楽に語ろう!」と題したトークセッションを実施しました。
コンサルタント業からベンチャーキャピタリストに転身し、経済産業省ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテストの審査員も務める木村氏から、「実績ではなくタレント(才能)に投資する」ことをモットーとしたファンドの活動についてお話しいただきました。
2022.09.21 本学OBで上場企業経営者の高橋忠郎氏が千葉大学生と交流
2022年9月2日(金)に、千葉大学OBで2019年に東証マザーズ(現グロース)へ上場した株式会社パワーソリューションズ代表取締役社長の高橋忠郎氏をゲストに招き、「千葉大OB上場企業経営者と起業について気楽に語ろう!」と題したトークセッションを実施しました。学生にとっては夏休み期間中の開催でしたが、千葉大起業サークルCSC(CHIBA STARTUP COMUNITY)に所属する学生7名が参加しました。
2022.11.28 本学OGでスタートアップ企業経営者の永岡里菜氏が千葉大学生と交流
2022年11月10日(木)に千葉大学OGで株式会社おてつたび代表取締役CEOの永岡里菜氏をゲストに招き、「千葉大OGスタートアップ起業家と起業について気楽に語ろう!」と題したトークセッション及び座談会を実施しました。
2023.02.03 本学OBで海外スタートアップ共同創業者の渡辺圭祐氏が千葉大学生と交流
2023年2月3日(金)に千葉大学OBでGlasp Inc創業経営チームの1人である渡辺圭祐氏をゲストに招き、「米国起業中の千葉大OBと起業について気楽に語ろう!」と題したトークセッションを実施しました。
2023.04.17 千葉大起業サークルCSCと千葉大学IMOが新大学1年生向けイベント「スタートアップカフェ 1年生からスタートアップを学ぼう! ~これだけでもう”ガクチカ”に?~」を開催
千葉大起業サークルCSC(CHIBA STARTUP COMMUNITY)と千葉大学IMO(学術研究・イノベーション推進機構)は、2023年4月17日(月)に新大学1年生向けイベント「スタートアップカフェ 1年生からスタートアップを学ぼう!~これだけでもう”ガクチカ”に?~」を開催しました。
なのはなコンペ
「なのはなコンペ」とは、千葉大学独自のギャップ(GAP)ファンドプログラムです。
研究成果から商業化までの長い道のりを歩くための、最初の第一歩。試作研究やアイデア実装のための実装寄りの研究の一部分を、支援しています。プログラム自体もイノベーションを繰り返し、毎年リニューアルしながら千葉大学のスタートアップ創出を下支えしています。
なのはなコンペ 過去の開催実績
第19回なのはなコンペ2021
「第19回なのはなコンペ2021」は、2021年6月~7月にかけて行われました。
本コンペは、千葉大学学生のアントレプレナーシップを高めるとともに、技術シーズやアイデアをもとにした事業化に必要なエッセンスを学んで頂くことを目的としています。
受賞結果
なのはな賞3チーム、特別賞8チームが選ばれました。
なのはな賞 最優秀賞 | Astackle(貝塚祐太、濱口紀江、市橋莉大) |
なのはな賞 優秀賞 | TOMOCloud(小川良磨) |
なのはな賞 優秀賞 | 金子直矢 |
特別賞 双葉電子記念財団賞 | みどり鮨割烹(原将太、日髙航輔、前沢優斗) |
特別賞 日本インサイトテクノロジー賞 | Astackle(貝塚祐太、濱口紀江、市橋莉大) |
特別賞 サーマス賞 | TOMOCloud(小川良磨) |
特別賞 絆賞 | 青柳寛太郎 |
特別賞 知財活用賞 | 中川史 |
特別賞 大和証券賞 | 廣瀬郁美 |
特別賞 三井住友銀行賞 | TOMOCloud(小川良磨) |
特別賞 NEDO賞 | 金子直矢 |
表彰及び研究助成として、IMOより10~25万円の研究⽀援を、さらに「後援者賞」を設置し、後援者より1件につき10万円の奨励⾦を授与しました。
第19回なのはなコンペ2021関連ページ
第1回なのはなコンペ(アドバンスコース)2021
「第1回なのはなコンペ(アドバンスコース)2021」は、2021年11月~12月にかけて行われました。
通常の「なのはなコンペ」は、ベーシックなアントレプレナーシッププログラムとして実施していますが、本プログラムは仮説検証、マネタイズを含めたより実践的なビジネスプランの構築方法を学んでいただくアドバンスコースとして用意しました。
国内外の第一線で活躍する講師、審査委員とともに演習型プログラム(ワークショップ)で、参加者が事業化に必要な知識・スキルを経験的に身につけ、ピッチコンテストでビジネスプラン発表を経験することを目的としています。
受賞結果
最優秀賞 | 貝塚祐太、濱口紀江、市橋莉大 |
優秀賞 | 廣瀬素久、清水栄司、河崎智子 |
優秀賞 | 金子直矢、谷口竜王、山﨑駿 |
特別賞 大和証券賞 | 関まりか |
特別賞 野村證券賞 | 廣瀬素久、清水栄司、河崎智子 |
特別賞 三井住友海上賞 | 廣瀬素久、清水栄司、河崎智子 |
特別賞 千葉銀行賞 | 金子直矢、谷口竜王、山﨑駿 |
特別賞 千葉興業銀行賞 | Loumissi Tarik、原 慶輔、平山 瑠海子 |
特別賞 京葉銀行賞 | 玉城俊徳、森田健 |
最優秀賞には300万円/年、優秀賞には100万/年の研究助成を与え、また特別賞受賞者には後援企業から奨励金10万円を授与しました。
第1回なのはなコンペ(アドバンスコース)2021関連ページ
第20回なのはなコンペ2022
「第20回なのはなコンペ2022」は、2022年6月~8月にかけて行われました。
本コンペは、千葉大学の教員や大学院生のアントレプレナーシップ(起業家精神)を高めるとともに、技術シーズをもとにした事業化に必要なエッセンスを学んで頂くことを目的としています。
座学と演習を通じた事業開発ノウハウの習得、最終ピッチを通じた発信力の獲得、プログラムを通じた参加者同士の交流を目的とし、1次審査(書類審査)通過者を対象とした全4回のワークショップと最終審査(ピッチコンテスト)の機会を提供します。ワークショップは、仮説検証を繰り返しながら効率的に事業を立ち上げていくリーンスタートアップの学習プログラムである「リーンローンチパッド」を千葉大学IMOが研究者向けにアレンジし、全4日のプログラムとして開催します。毎回宿題が課される大変なプログラムですが、終了時には市場とのギャップだけでなく顧客ニーズのつかみ方が身に付きます。
受賞結果
最優秀賞 | 星野研究室 ・菅原 綜太(融合理工学府 修士2年) ・土井 将嗣(融合理工学府 修士2年) ・黒田 一起(融合理工学府 修士1年) |
優秀賞 | チーム8研 ・大歳 莞爾 (融合理工学府 修士1年) ・杉本 真也 (融合理工学府 修士1年) ・丹野 亨志郎(融合理工学府 修士1年) ・青木 大輔 (工学研究院 准教授) |
双葉電子記念財団賞 | ミライノラボ ・田島 翔太(国際学術研究院 助教) ・後藤 優里(国際教養学部 学部3年) ・平野 陽太(総合国際学位プログラム 修士1年) ・那須 智子(学務部教育企画課 技術補佐員) ・藤井 夢 (園芸学部 学部3年) ・坂倉 康太(融合理工学府 修士1年) |
双葉電子記念財団賞 | 小室研究室 ・鳥山 由真(融合理工学府 修士1年) ・林 航平 (融合理工学府 修士1年) |
三井住友銀行賞 | 星野研究室 ・菅原 綜太(融合理工学府 修士2年) ・土井 将嗣(融合理工学府 修士2年) ・黒田 一起(融合理工学府 修士1年) |
NEDO賞 | チーム8研 ・大歳 莞爾 (融合理工学府 修士1年) ・杉本 真也 (融合理工学府 修士1年) ・丹野 亨志郎(融合理工学府 修士1年) ・青木 大輔 (工学研究院 准教授) |
NEDO賞 | DREAM CREAM ・横溝 周 (工学部 学部4年) ・Yosephus Ardean Kurnianto PRAYITNO(工学研究院 PD研究員) 大池 玲子(融合理工学府 修士1年) |
表彰および研究助成として、最終審査(ピッチコンテスト)で、将来性のある優秀なビジネスプランを選考し、最優秀賞、優秀賞などを表彰しました。 最優秀賞、優秀賞にはそれぞれ、千葉大学独自の学内GAPファンド(※)資金としてIMOより300万円、100万円を授与しました。
第20回なのはなコンペ2021関連ページ
第21回なのはなコンペ2023
第22回なのはなコンペ2024
千葉大学 学生スタートアップ支援事業
この支援事業では、千葉大学の起業に関心のある学生を対象として、大学の枠やエリアを越えた活動の場を提供します。アントレプレナーシップを涵養(かんよう)するとともに、将来的な千葉大学発スタートアップ創出につながることを期待して実施されます。(この支援を受けたからといって、すぐに起業しなくても大丈夫です。)
具体的には、学内だけにとどまらない他大学・他エリアで行われるビジネスコンペへの参加や、他大学・他エリアの学生アントレプレナーとの交流の場へ参加することができます。
千葉大学 学生スタートアップ支援事業 過去の実績
令和5年度 学生スタートアップ支援事業
令和6年度 学生スタートアップ支援事業
広がる他機関連携
学生団体CSC
千葉大学起業サークル CSCは、千葉大学から1人でも多くの起業家を輩出するをミッションにしたサークルです。現在、千葉大学IMOとコラボレーションして、スタートアップカフェを開催しています。
GTIE
『Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE:ジータイ)』は、東京大学・東京工業大学・早稲田大学を主幹機関とした『世界を変える大学発スタートアップを育てる』プラットフォームです。東京都等が幹事自治体となり、13の大学・スタートアップ支援機関から構成される共同機関と、大学や自治体等が協力機関として参画しています。
GTIEはグローバルで戦える大学発スタートアップの育成と創出を目指しています。「スタートアップ・エコシステム東京コンソーシアム」に参画する大学と地方公共団体、民間企業、VC、アクセラレーター等と連携して、エコシステムを構築していきます。
千葉市アクセラレーションプログラム(C-CAP)
千葉市アクセラレーションプログラム(C-CAP:Chiba City Acceleration Program)では、「事業の拡大や成長」を目指す市内のスタートアップ企業に対して、5か月間の個別メンタリングによるコンサルティングや、業界知見を持つ支援者による課題解決講座などのプログラムを提供しています。千葉大学IMOは支援機関として参画しています。
千葉・横浜パートナーシップ
「千葉・横浜パートナーシップ」は、千葉銀行と横浜銀行の業務提携の名称です。千葉大学では、「千葉大学・横浜国立大学発ベンチャー イノベーションピッチ」を共催するなど、本パートナーシップへ積極的に連携を図っています。
NEDO
千葉大学と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、千葉大学発スタートアップの創出に向けた支援やスタートアップ支援人材の育成などに連携して取り組むことに合意し、相互協力の覚書を締結しています。
JETRO
千葉大学と独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)は、国際産学連携、大学発スタートアップ支援等を通じたイノベーションの共創と高度グローバル人材の育成・活用を柱にした包括的連携推進協定を締結しています。
INPIT(産学連携・スタートアップアドバイザー)
独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)から、産学連携・スタートアップアドバイザーを受け入れています。プロジェクト伴走型支援(EIT技術を基盤とするLTモニタ、ならびに、関連する医療ヘルスケア機器の製造販売事業を行う大学発スタートアップの起業に関するプロジェクト)に採択。起業に向けた専門的な支援をINPITに提供いただいています。
Research Studio
Research Studio は、アカデミア発医療系スタートアップを対象とした海外展開支援プログラムです。個別のニーズに合わせた指導チームを編成し、開発計画および事業計画を策定します。チームごとの特性を踏まえた各専門分野の講師やメンターと、臨床医、スタートアップ経験者がファシリテーター・チューターとして伴走支援し、国際展開も視野に入れた事業化の可能性を探ります。千葉大学からもメンター教員を登録して先進的な取り組みの学内への波及を目指すとともに、広域支援に貢献しています。