2023年5月19日(金)、若年層向けのアントレプレナーシップ教育教材開発のヒアリングとして、スタートアップ・ラボのメンバーである郡司(ぐんじ)と髙橋(たかはし)が農林水産省を訪問しました。
今回は、研究推進課の調査官である長谷川さん、経営局就農・女性課の農業教育グループ経営専門官である小池さんに農業就農についての現状と将来展望についてお伺いしました。
長谷川さんには、若年層に就農を促す手段として、スマート農業があることについて紹介していただきました。ICT分野に強い若者が農作に関わるデータを取得し、分析することで収益率の向上も期待できるというお話がありました。
しかし、学校教育において就農について取り上げる機会が少なく、若者が就農を選択肢として考えることが少ないという課題があります。そのため、農業で成功された方々の事例を紹介することで、農業の魅力が若年層にも伝わるのではないかというアドバイスをいただきました。
さまざまなキャリアパスを経て農業で成功した方々をロールモデルとして示すことで、若者たちに農業の魅力を伝えることができると示唆をいただきました。
また、農業大学校や農業高校等の授業で活用できる動画教材についてもご紹介いただきました。
ご提供いただいた資料や動画教材を参考にしながら、リアリティのある教材開発に取り組んでいきたいと思います。
関連リンク
アントレプレナーシップ教育の機会を高校生等へと拡大させる事業「EDGE-PRIME Initiative」に採択されました。(内部リンク)