千葉大学発ベンチャー企業である株式会社ロックガレッジ（茨城県古河市、岩倉 大輔代表取締役）が開発した最先端救助支援システム『3rd-EYE』がこのほど、三重県志摩市消防本部に導入されました。志摩市、「自治体のDX推進に関する連携協定」を締結しているソフトバンク株式会社（東京都）との連携で実現したもので、自治体への導入は初めてです。今後の志摩市消防本部の活動高度化への貢献が期待されています。
「3rd-EYE」はドローン×AI×XRを融合させた捜索支援システム。ドローンで収集した情報・映像をAIで解析することで、捜索に求められる一連の情報処理を自動化できます。水難事故が発生した場合、救助活動は把握できている限られた情報から予測される場所を潜水にて捜索するとともに、近辺の浅瀬を中心に陸上隊員が目視で捜索します。3rd-EYEの導入により、従来口頭で行われていた情報伝達が映像と位置情報が組み合わさり、より正確でスピーディーなものへの進化すると期待されます。
