本学IMOの松永博充EIRが2つのイベントで技術シーズをPRしました

千葉大学IMOスタートアップ・ラボ所属の松永博充EIR(客員起業家)は、大学発の研究成果を広くPRし、ともに事業化を推進していくパートナーを探すため、積極的なイベント出展を行っています。2025年11月25日(火)、27日(木)に、それぞれ「GROUNDBREAKERS AWARD」と「TIB NODE FES」という2つの都内イベントに参加し、技術シーズをアピールしました。
GROUNDBREAKERS AWARDでの取り組み
11月25日(火)、東京都千代田区大手町の大手町プレイス&ホールカンファレンスにて、「GROUNDBREAKERS AWARD」が開催されました。NewsPicks Brand Designと株式会社クボタが主催、「農業に、起業家精神を」をテーマに、次世代のイノベーションを牽引するスタートアップや研究者が集いました。松永EIRは会場にPRブースを設置し、「大学発フードテックが拓く食の未来」を目指した千葉大学の技術シーズを紹介しました。
ブースでは、①生活習慣病ゼロ次予防に資する糖質消化性調節米と②スプラウト含有タンパク質次世代ミートアナログの創造ーの2つを展示。食後の血糖値上昇を緩やかにすることで、糖尿病など生活習慣病を抱える人々の食生活改善と健康課題の解決を目指す①と、従来の動物性タンパク質が抱える環境負荷などへの対応として、植物性タンパク質からなる代替肉へ置換を目指す②について紹介しました。

当日は、技術シーズのブローシャーや千葉大学のスタートアップへの取り組みが紹介されている広報誌「ちばだいプレス65号」を配布し、多くの来場者に関心を持っていただきました。お立ち寄りいただいた方からは、「実際の研究につかっている機器の大きさはどのくらい?」「品種改良は必要なのか?」など、具体的な質問があり、それに対しての意見交換も行われていました。
TIB NODE FESでの取り組み
また、11月27日(木)には、東京都千代田区有楽町の「TiB」にて開催されていた「TIB NODE FES」にも参加しました。

スタートアップ、企業、行政など多様なプレーヤーが集まる交流イベントにてPRブースを出展し、幅広い層から注目を集めました。現地では、、「大学発スタートアップはいつごろ創業予定か?」「どの分野での応用が期待できるのか?」「共同研究の可能性は?」といった質問が寄せられ、産業応用や連携の可能性について意見交換が活発に行われました。

今後の展望
千葉大学IMOスタートアップ・ラボでは、今後も研究成果を広く発信し、社会実装を加速するため、積極的にイベント出展を続けてまいります。
